法華宗総本山本成寺で行われる節分祭は、「鬼踊り」と呼ばれています。

ものづくりの町三条市の節分祭は他と一味違い、鋸・斧など刃物を手にした、赤・青・黄・緑・黒の色とりどりのリアルな鬼と三途川婆が本堂で大暴れし、普段は厳粛な本堂の中に、鬼たちの声が響き渡ります。

鬼に抱かれた子供は健康に育つをいわれており、抱かれた子供達はあまりの鬼のリアルな顔に泣き叫びます。

最後には、年男と年女が「鬼は内・福は内」の掛け声とともに豆を投げ撃退し、平和と安全を祈願します。

クオリティの高い鬼の顔や小道具は、まさにものづくりの町三条市ならではのものといえます。