南の天王祭は毎年6月に行われる、荏原神社の例大祭です。
天王祭とは牛頭天王(疫病除けの神)を祀る天王社のお祭りで、南品川では南の天王祭として荏原神社が行っています。
お神輿を海に担ぎ入れて海中を練り歩くので「かっぱ祭り」とも呼ばれ、豊漁・豊作を祈願するお祭りです。
お神輿は神社を出ると目黒川を船でお台場へ向かい、待ち受けていた担ぎ手達によって海中を練り歩いた後、船で帰社していきます。
また、お神輿に付けられる御神面が見つかった場所は、現在では「天王洲」と名付けられています。