毎年末に、来る新年に向けて一年間の罪穢れを祓う恒例行事です。

御祭神・伊弉諾大神(いざなぎのおおかみ)様が行なったとされる『御身禊』に倣って、一年間の罪穢れを祓うべく。当神社の南側を流れる大淀川に浸かります。
南国宮崎といえども冬の川は冷水です。地元青年会を中心に小学生から還暦を迎えられた方に至るまで約50名が、ふんどしに鉢巻きに身を包み、身を削がれるような冷水に浸かり思いを込めて祈願します。未曾有の大惨事、東日本大震災が起こった年には通常の禊祓いに加え、震災で亡くなられた方々への慰霊を込めて大祓詞が一巻多く奏上されました。禊が終わった後は全員が神社に向かい、無事に斎行できたことを御祭神へ伝えます。

地元の行事ですが、地元のみならず日本の安全祈願も込めた、地元の人たちの温かさが感じられる、ありがたい行事ですね。