日本初の天神さまで広く知られる、山口県の防府天満宮。

新年も明けた1月のはじめ、「釿始式」が執り行われます。
「釿始式」とは、建築業界の仕事初めに工事の安全と、事業の無事遂行を祈願し行われる神事です。

境内には直径約40cm、長さ約4.5mの檜の丸太が置かれ、職人さんにより丈量や墨打ちなどの儀式が行われます。
職人さんの真剣な表情に、見守る人々も固唾をのみます。

エイー!の掛け声で丸太に釿を討ち、木の魂を鎮め儀式は終わります。
身も心も引き締まる「釿始式」、是非ご覧になってはいかがでしょうか。