千年以上の歴史を持つ祇園祭は、京都の夏の風物詩。7月の京都は、祇園祭一色に染まります。
八坂神社の祭礼で、平安時時代の疫病退散を祈願する御霊会がその始まりとされます。
東京の神田祭、大阪の天神祭と並んで、日本三大祭の一つとなっています。

7月1日の吉符入から31日の疫神社夏越祭まで、7月の一ヶ月に渡ってさまざまな祭祀が行われます。特に有名で人気があるのは、17日(前祭)と24日(後祭)の山鉾巡行と神幸祭(神輿渡御)。大勢の観光客も集まり、街中が熱気に包まれます。
宵山や山建て鉾建て(分解保存されていた山鉾の組み立て)など、巡行以外でも山鉾を見る機会があります。