江戸時代の天保の頃といえば、大飢饉が起こったとされている時代。
様々な歴史の資料によれば、日照りなどが原因で食料が不足し、満足に食べるものもありませんでした。
その上、伝染病が蔓延し、体力のない子どもたちは次々に倒れていったのです。

そんな歴史を受けて、子どもたちが病気をせずに健康でいられるように、また元凶である食糧不足の回避として五穀豊穣となるように、との祈願の意味を込めて行われるこのイベント。

全国でも珍しい、子どもたちが鬼に扮して行うため、多くの見物客が訪れます。