大分市にある春日神社の歴史は古く、860年に国司藤原朝臣世教が奈良春日大社の武甕槌命をはじめ四所大神を迎えたとされる古社です。幾たびの栄枯盛衰を繰り返しながらも千年以上の歴史を刻んできています。

平安時代以来の長い歴史を持つ春日神社では、毎年2月17日が祈年祭となっています。

祈年祭は春と秋の例祭と並んで重要なお祭りで、年を祈る、すなわち農耕をはじめとした殖産工業すべてにわたり、一年の恵みを願う祭典です。