毎年7月に行われる奇祭、「ホーヤク祭」。
この地方の方言で「陽気でばかげたこと」を意味する「ホーヤク」の祭りです。

毎年旧暦の6月に行われていたとされるこの祭り。
古くから伝わる伝統的なもので、国東市の無形民俗文化財にも指定されました。
ホーヤク団子と呼ばれる団子をお供えしたのち、これを供養する意味を込めて「供養踊り」と呼ばれる盆踊りを踊ります。

この一連の儀式には、村の五穀豊穣や女性の安産祈願の意味も込められていると言われています。