石川県皆月地方は漁業が盛んな地域です。

皆月地域にある、日吉神社は歴史が古く901年頃の創祀といわれています。

皆月山王祭は漁師町ならではの豊漁を祈る祭りです。

山車は船のような形で大きな笹竹に赤、黄、白、青、ピンクの5色の吹き流しがつけられています。

これを曳山と呼び、天狗と太鼓に促され町内各路地まで練り歩きます。

御仮屋でお祓いを受けて曳山と神輿が豊漁の祈りを込めて繰り出します。

曳山が急坂にくると皆で声掛け、ゆっくりと進んでいきます。

祭り終盤は曳山と神輿が神社に拝殿すると共に、奥の院と呼ばれる場所で3回廻ります。

丁度日が皆月湾に傾くころ祭りは幕を閉じます。