黒川地区は石油発祥の地といわれ、日本最古の原油産出地です。『越の国より燃水(原油)が献上された』と日本書紀にも記されています。
黒川という地名もその昔、黒い原油が川のように流れていたことが由来となっています。

黒川石油公園の隣には、明治時代に油井掘りを指導したシングルトンの名前がついたシンクルトン記念公園があり、そこにある『臭水油坪』では、今でも石油が採油できます。

神事では昔と同じようにカグマという植物を使って、水面から採油し、滋賀県の近江神宮に献上します。我が国でも石油が採れていたなんて驚きですね!