茨城県行方市(なめかたし)麻生の大麻神社では毎年10月の第3日曜日を中心に、土、日、月曜の3日間で例大祭が開催されます。
玄通・蒲縄・下渕・田町・本城の5地区による5台の山車の曳き回しが行われ、土曜日の夜には5台全ての山車が集まり踊りの競演が行われます。
若蓮と呼ばれる若者たちが雅で躍動する手踊りを披露し、その後は「のの字回し」と呼ばれる山車の曲曳きです。のの字回しは山車の車輪にこて棒を当て軸にして山車を回します。

山車、山車の上に飾られた人形、手踊り、お囃子など江戸優りと言われた佐原の祭りの影響を色濃く残しています。