「大波見のどんど焼き」は秩父市上吉田大波見で行われる小正月の火祭り行事です。
現在では大人が執り行っているが、以前は子どもが中心となって司祭されていました。
少子化の影響を受け、大人たちが古くからの伝統を伝えています。

子どもたちが青竹や松の枝、正月の松飾りや古達磨を集め、河原に立てた青竹を支柱とし、円すい形のドンド小屋と呼ばれるやぐらをこしらえます。

19時になるとやぐらに点火され、竹が爆ぜる音や火の粉が舞い踊ります。
燃え残りの松など燃えくじを持ち帰り、災難や厄除けとして家に吊るします。