津観音は、浅草観音、大須観音とならびに日本三観音の一つに数えられる津市の歴史ある寺院です。

「鬼押さえ」とは、鬼が邪魔になった観音像を盗みにきたところ侍に退治された、という伝承に由来します。年のはじめに一年の災いを悪鬼にたとえて追い払う行事として、江戸時代初期から始まったといわれています。鬼押さえの神事が行われ、地元の年男、年女による豆まき、厄除け護摩がおこなわれます。

境内には露店が立ち並び、終日賑わいをみせます。