諏訪神社では毎年2月第3土曜日に「鳥子舞」が行われます。祠の前に高く雪盛りした祭壇で、神官たちが約1時間商売繁盛や五穀豊穣を祈願し舞を奉納します。その後、鶏の冠をつけた神官が、直径3cm、長さ1.8mの商売繁盛・家内安全にご利益があるとされる細長い御神木2本をその年の恵方に向け投じます。その御神木を手に入れようと争奪戦が繰り広げられます。

この縁起物である御神木の争奪戦はすさまじく、御神木を商売繁盛を願う商店に持参すると御祝儀に清酒などがもらえる習わしにとなっています。