大仙市の大曲周辺では古くから田植えが終わった旧暦の5月に鹿島流しが行われてきました。鹿島大明神の旗を立てた武者人形にお膳を供え、餅と路銀を背負わせて船に乗せ、諏訪神社で御祈祷と受けたのち丸子川に流すという行事です。

現在は地元の小学生がその伝統を受け継いでおり、大曲小学校の児童たちが鹿島船を流して、五穀豊穣、悪疫退散などを祈願しています。

また、丸子川から少し離れた玉川河川敷でも同日、地元の花館小学校の児童たちが鹿島流しを行います。