ねむり流しは真夏の暑さの中で眠っているすきに病魔に襲われることを恐れ、それを払うために始まったとされています。

横手のねむり流しはお盆送り行事の一つで、子供たちが主役のお祭りです。大人が主役の「送り盆まつり」の子ども版という趣で、流す船も半分くらいの小型のものです。

子供たちは夏休み期間中に練習したお囃子を披露し、日が暮れるにつれ演奏にも熱が入ってきます。お祭りの最後には盛大な花火が打ちあがって子供たちの歓声に包まれます。