450年もの長い歴史を持つ横手のかまくらは、小正月に行われる伝統行事です。雪の山を貫いて雪室をつくり、奥に水神様を祀ってお神酒、甘酒、お餅などをお供えします。子供たちが道行く人をかまくらの中へ招き入れ、甘酒や焼いたお餅を振る舞います。

お祭りの期間中は、約100基のかまくらと無数のミニかまくらに明かりが灯り幻想的な雰囲気が漂います。

横のつながりが希薄な現代社会において、大変貴重な温かいお祭りです。