京都帝釈天は八木町船枝の紫雲山山中にある、帝釈天を祀る御堂です。
宝亀11年(780年)に和気清麻呂が開創したとされていて、歴代園部藩主の崇敬を受けてきました。

鬱蒼とした森に囲まれた静かな境内には本堂・鐘楼・八幡神社・稲荷神社などがあります。
現存の本堂は貞享2年(1685年)に再建されたもので、京都府指定文化財です。

12月31日の大晦日には、参道口から700mの参道に立つ108基の願いの鐘を打ち鳴らし、108の灯明に願いを託し、一年の諸願成就を祈ります。
また境内では心身を清め健康を呼ぶといわれる「火の輪くぐり」も行われます。