「御田祭」は毎年7月の第3日曜日に行われる、京都市の無形民俗文化財にも指定されている祭事です。

先ずは本殿にて「五穀の豊穣」を祈り、「植女(うえめ)」と呼ばれる氏子地域から選ばれた三人の童女が宮司より早苗を受けて神事が終わります。引き続き、「かいばり」に花笠を付けたすき掛け姿の植女が境内に出て、授けられた早苗を両手に持ったまま壮夫の肩に乗り拝殿を三周します。

かいばり姿で抱え上げられた植女はどても可愛らしく、その姿を一目見ようと多くの参拝者が訪れます。