大浜祭では雄島参りの前に必ず海の安全と豊漁を祈ります。
これを元伊勢神宮で行う理由は、伊勢神宮に存在する五色の座玉の影響で、五行思想に因んで青の玉には水の力が存在するとの伝承があるからです。

この力を使って雄島参りの際にはのぼりと玉ぐしを奉納して、漁師の安全と豊漁を祈るのが風習になっています。
また竜神様のご利益も存在するのが伊勢神宮なので、海の怒り等を鎮める目的もあります。
特に真名井の池にある水神様の力は、漁業をやる上で欠かせない存在なので、漁師だけでなく多くの地元住民も参加する程の大きなお祭りになっています。