三十三間堂では毎年1月に通し矢(大的大会)と楊枝のお加持が行われます。

通し矢とは、その年に新成人を迎える男女によって競われる弓道の大会で、江戸時代から続いています。毎年1500人前後の参加者が全国から集まり、着物姿の女性が的を射る美しい光景を写真に収めようとするカメラマンも多く訪れます。

また、同日行われる楊枝のお加持は、頭痛に効くと言われる重要な儀式です。この日の三十三間堂は拝観料も必要なく、お祭一色に染まります。