春季例大祭の後に行われるさくら祭りは、例年約2万人の人出で賑わいます。
鬱金桜(ウコン桜)や八重桜、ソメイヨシノ、枝垂桜、山桜など約500本の桜が参拝客を迎えてくれ、日没から翌朝まではライトアップされた夜桜も愛でることができます。
御神木である鬱金桜は、普通の桜より淡い黄色味を帯びた色をしており、この黄色が最もはっきりするのは五分咲きから六分咲きの4月下旬頃です。
さくら祭り期間中は、参拝客に甘酒が無料でふるまわれる他、焼きそばや花、フランクフルトなどの屋台もずらりとならびます。

昇仙峡を5~6km登っていくと、金櫻神社の入口である赤い鳥居が迎えてくれます。ここから本殿には長い石段を上るのですが、その両側に樹齢700年から800年とされる市文化財指定パワースポットとしても知られる金櫻神社、長い階段も、その木の間から見える桜を緑のコントラストがさらにパワーを高めてくれる気持ちになります。