六道珍皇寺の界隈は六道の杜と呼ばれ、昔から現世と来世の境界・出入り口と言われていました。
六道まいりは、毎年8月7日から10日に開催される精霊を迎える行事です。境内にある迎え鐘でこの世に迎えられた精霊は境内で売られている高野槇に宿り、それぞれの家へ向かうそうです。

その後、16日の五山の送り火で精霊は送られ、祇園祭から始まる京都の夏は終わると言われます。

お祭の期間中は寺の前を通る松原通に露店が並び、賑やかな雰囲気になります。