黒石よされの踊りの起源は、山岳宗教が盛んであった500年から600年前で、盆踊りの時の男女の恋の掛け合い唄であったといわれています。
黒石の盆踊りが盛んになったのは天明の頃(約200年前)、付近の農村から城下町に人を集める商工振興対策として力を入れてからだといわれています。

そして、幕末の頃黒石の盆踊りは「分銅組若者日記」によると「つづみ・太鼓・三味線その数知らず」とあり、その盛況さがうかがわれます。