毎年9月28日、松阪市白粉町の来迎寺では松阪の寺院の三大祭として知られる「炎の祭典」(元三大師会式=万灯会)が行われます。
祭典では壇信徒より献灯された大小合わせて1000本以上のろうそくを境内に並べて文字を描く祈願法要が行われ、その年の一文字が形作られます。種火を八雲神社へと取りにいく間に演奏される和太鼓と笛の音は荘厳で、住職の読経と共に浮かび上がる光の文字に、参拝者は手を合わせて家内安全、商売繁盛などを祈願します。