山形県の東村山群、中山町で例年5月3日に踊られる踊り「土橋獅子踊」です。
この踊りは、寛文12年(1672年)に土橋の住民佐藤藤作が福井県の永平寺より獅子踊の免許皆伝をいただき、この玉昌寺ににもたらされたという言い伝えがあります。

高擶聖霊菩提獅子踊の名称になったように、土橋獅子踊は元来「聖霊菩提踊」とよばれて死者や祖先の霊を鎮魂供養して、家の代々繁栄を祈願する踊りで、旧暦7月7日には山寺立石寺に奉納踊りをしてきました。

踊りは獅子7頭と、笛、太鼓の構成で、演目は19を数えます。