鎌掛谷の赤松の多い斜面約4万平方mに群生するホンシャクナゲが、例年4月下旬になると美しい花を咲かせます。
シャクナゲは高山植物で、通常800mから1000mの高所に自生しますが、「しゃくなげ渓」とも呼ばれる鎌掛谷は標高300mから400mの低地で、しかも群生しているということで大変珍しいとされています。

1931年に国の天然記念物に指定され、「滋賀県の県の花」であり「日野町の花」でもあるシャクナゲ。
美しく咲き香るホンシャクナゲを是非堪能してください。