名古屋東照宮祭礼祭りは、毎年前夜祭が4月16日の17時から、本祭が17日の10時から徳川家康の命日に行われます。

名古屋東照宮は、名古屋城初代城主徳川義直公が、父家康の霊を弔うために創建されました。そして命日に試楽祭として舞楽を奉納し、翌日に神輿を先頭に山車の行列が行わていた歴史があります。

戦前は9両の山車が名古屋の町を練り歩く賑わいを見せ、名古屋祭がこの東照宮祭でありましたが、戦火で山車も消失してしまいました。現在は、前夜祭で境内の朱塗りの舞台で雅楽の演奏とともに舞楽が舞われるのを見る事が出来、優雅に舞う姿は見ごたえがあります。