多度祭りのメインは上げ馬神事です。各地域3頭の馬が青年騎手と共に登場します。

騎手は花笠武者の若者で、神社石段横のがけを、馬にのって駆け上がります。馬の駆け上がり方で今年は豊作か凶作かを占います。

初日は各地区2回づつの上げ馬を行い、2日目は各地区1回づつです。2日目の上げ馬が終わると、稚児や神輿など行列を作り町内の船着社へ向かいます。

勇敢な上げ馬にあやかりたいと、商売繁盛や学力向上を祈願する人の参拝も増えています。流鏑馬神事と共に由緒ある祭りです。