山形の、自然豊かなさくらんぼの名産地 寒河江市で、例年9月、東北屈指の神輿祭り「寒河江まつり」が開催されます。
祭の会場、寒河江八幡宮は、920年以上の歴史を持つ神社ですが、寒河江まつりのフィナーレ「神輿の祭典」で使用される神輿が登場したのは今からおよそ300年ほど前の事といわれています。

寒河江らしいお祭りを作りたい、ここ寒河江を活気づかせたいという思いから、昭和58年に寒河江青年会議所が主催となって「熱狂!裸神輿」という名で4基ほどの神輿を担いで行われたのが始まりだそうです。
平成16年には「寒河江神輿会館」が建設されるなどして、現在では神輿の数は30基まで増えていきました。

最終日の夜、約4000人の担ぎ手が神輿を担いで集まってくる様はまさに圧巻です。