鶴舞山永安寺は、足利九代将軍義尚が創建した寺院で、加賀百万石の奥の院とも呼ばれています。

愛染火祭は、紫燈大護摩法要で、縁結び・恋愛成就などに強いご利益がある愛染明王の前で、参拝者の願い事が書かれた護摩木が修験者によって炉に入れられ、炊き上げられていく厳かな行事です。

法要のあとには、参拝者も護摩木の灰の上を歩ける火渡りが行われ、その後、お餅、お菓子、果物などのお供え物が振る舞われて行事は終了します。