毎年9月の第一日曜日に、荒城神社(岐阜県高山市)で行われる例祭。

この例祭で奉納される「鉦打ち」と「獅子舞」は、岐阜県の重要無形文化財に指定されています。
この神社に伝わる「鉦打ち」は、宮川流域の上宝・高山・一の宮などで演じられる「鳥毛打ち」と同じ芸能で、14歳くらいまでの子どもたちが演じます。

笛や太鼓のお囃子と、二人立ちの獅子舞がにぎやかな荒城神社の例祭は、中世芸能の名残を色濃く残しており、郷土の歴史を感じることができるお祭りです。