毎年5月3日の例祭で小雀獅子が奉納されます。
小雀獅子の由来は、安土桃山時代に落ちのびた武士たちが、富士神社にこの獅子舞を奉納したのが起源とされています。
「オーバコ」と呼ばれる笛と太鼓を鳴らす中、獅子が登場し四方の神々に向かって舞い始めます。雀のように軽やかな舞はアクロバティックな動きが多く、交互に肩車をしたり碁盤の上に乗って舞う姿は見事です。
県の重要無形文化財に指定されている小雀獅子は、演じるのが難しい獅子舞ですので、保存会を発足して受け継がれるようになりました。