菅島では、大漁を祈願して行われる神事が数多く存在します。
この弓取りも同じく、漁の安全と豊作を祈って行われます。

「ゆみこ」、「つかい」の2つに分かれて行われるこの神事。
「ゆみこ」は6人おり、的めがけて矢を射ます。

この的は特殊なものであり、木でできた枠に鬼と書いた上から、米粉で塗りつぶした紙を貼ってできています。
これにより鬼を打ち砕く意味もあるのです。

見事射止めた的は紙をはがれ、そのまま神棚へお供えされます。