手力の火祭りは、岐阜市手力雄神社で毎年4月第2土曜日に行われる祭りです。
この祭りは300年以上前から始まり、岐阜県の重要無形民俗文化財に指定されています。

町内から多くの飾り神輿が登場し、火薬を仕込んだ神輿に火をつけて担ぎます。
滝のように降り注ぐ火の粉の中で神輿を担ぐ人々や、火の粉が吹き上がる様子は迫力満点です。
また、鐘を鳴らしながら乱舞する人々も。音と火が組み合わされた勇壮な祭りです。

この祭りにあわせて参道の鳥居にかけられる大きなしめ縄(長さ約12.5メートル、最大直径3メートル、重さ1トン)も見どころです。