天下の奇祭と題して行われる、川原湯温泉の湯かけまつり。
毎年1月20日の早朝5時より行われます。
寒さも厳しい中ふんどし姿で参加する若衆たちは、その名の通り温泉の湯をかけ合います。
それは若衆だけではなく、見物客にも容赦なくかかるほどの盛況ぶりを発揮するのです。

かつてこの温泉が出なくなった際、硫黄が含まれたこのお湯を「鶏の卵の匂い」を感じた村人が鶏を生贄にささげたところ、再びお湯が出たという逸話があり、お祝いでお湯をかけ合うようになったと言われています。

温泉ファンや地元の方を始め、早朝にも関わらず多くの人が見物に訪れるこの祭り。
お湯に濡れる覚悟で、お出かけしてみてはいかがでしょうか。