天王祭は、宇都宮二荒山神社（ふたあらやまじんじゃ）の境内末社「須賀神社」の7月の例祭。長い歴史があるお祭りで、暑い夏の疫病除けが起源のお祭りです。須賀神社の御祭神は素戔嗚尊で、天王祭も京都の八坂神社の祗園祭に由来します。

須賀神社の紋章がキュウリの切り口に似ていることから、キュウリが奉納されることでも知られています。
各町内の子供神輿が市内を練り歩いた後に、摂社下之宮の親神輿と対面する「親子神輿対面」も行われます。クライマックスは、最終日の上町と下町をまわる神輿渡御。勇壮で見応えのあるお祭りです。