気仙沼湾は古くから遠洋・近海漁業が盛んな土地で、中でもカツオの水揚げは日本一を誇ります。しかし昭和40年代に入ると、赤潮の発生など湾内の環境は悪化の一途をたどり、名産のひとつである牡蠣への被害は甚大でした。

牡蠣の漁場は、川が海に注ぐ汽水域に形成されていることから、川の流域に暮らす人と価値観を共有することで、美しい海を取り戻そうと「NPO法人森は海の恋人」が結成されました。

植樹祭は、森は海の恋人の重要な行事で、豊かな海を守るため、落葉広葉樹の苗木を植樹します。