小通鹿踊りの起源にはさまざまな説がありますが、気仙郡日頃市小通(こがよう)の松右衛門が嘉永五年に東磐井郡大原村山口(現・一関市大東町)の喜平・喜三郎という二人の師匠から伝授されたとの説が有力です。

この郷土芸能は大船渡市の無形民俗文化財に指定されており、五葉山日枝神社の祭礼、遠野まつり、花巻まつりなど、各地のお祭りで上演されています。

その中でも有名なのが毎年8月16日に行われる三陸港まつりで、さまざまな伝統芸能とともに披露されます。