和歌山市の鹽竈神社は、和歌の浦の入江にあり、もとは玉津島神社の祓所で、安産、子授けの神様”しおがまさん”として地元の人々に信仰されてきた神社です。
祭神の鹽槌翁尊(しおづちのおじのみこと)は、海の幸の神、航海安全の神でもあります。

毎年9月16日に行われる例祭は、古から伝えられている浜降り神事(はまくだりしんじ:高野山の地主神である天野丹生都比売神社の神輿が、玉津島神社に渡御した神事)に由来しています。

ぜひ一度、紀伊の海に面したこの古社の神事をご覧になりませんか。