似田貝神楽は、明治33年に当時の同じ旧土淵村の飯豊神楽から伝授を受けて始められ、似田貝地域に鎮座する神明社を管掌していたと思われる修験者(文殊院)によって付属神楽として農民に伝えられたと言われています。

戦時中に一度途絶えましたが、平成6年に保存会が結成されて現在に至っています。この神楽には、八幡舞と四人八幡舞があり、これは師匠である飯豊神楽と同様です。

毎年9月に開かれる「日本のふるさと遠野まつり」をはじめ、各種の郷土芸能祭などでも披露されています。