長崎県北部では秋の恒例行事として「くんち」という大祭があります。
最も有名なくんちは「長崎くんち」ですが各地区で行われるものには「郷くんち」という総称があり地域の方たちから親しまれています。

長崎市にある小ヶ倉地区で行われる「小ケ倉くんち」もその一つで毎年11月3日に行われ多くの人で賑わいます。

当日は大山祇園神社で神事が行われた後、お神輿がお旅処を目指して地域を練り歩く「お下り」が行われます。

お旅処へ到着後は保育園児たちによる川船や幼稚園児たちによる和太鼓の演奏、くじら船など様々な奉納があります。

小ケ倉くんちはお神輿が最後に神社へ帰る「お上り」までの見ている者も飽きることなく楽しめる地域の恒例行事となっています。