三日月龍王浮立は、かつて三日月町東分の織島神社で行われていました。戦時中から60年間中断していましたが、三日月町の伝承芸能として2001年に復活しました。

この浮立は、藤隠れの滝に伝わる大蛇伝説を六部構成で描く舞浮立で、龍を操る龍衆と太鼓を中心とした鳴り物を演奏する獅子方で構成されています。

水の恵みに感謝し社会平和を祈るもので、12月の巳の日に近い日曜日に織島神社で奉納浮立が行われるほか、地域イベントやさまざまな大会などでも披露されています。