「虚空蔵菩薩(こくぞうぼさつ)」は福岡県朝倉郡筑前町の城山(筑後側からは花立山と呼ばれる)の中腹にある菩薩像です。
菩薩像はかつて中国から取り寄せられたものを秋月藩の中山家が祀ったとされ、地元の方からは「こくぞうさま」と呼ばれ親しまれています。

この虚空菩薩は年二回、1月と9月が大祭日となっており、菩薩様から5円玉をお借りして家内安全や商売繁盛祈願をし、願いが叶ったら次の祭りで金額を倍にしてお返しするという風習があります。
1月の大祭では餅まきなども行われ賑わうそうです。