小豆島の中山地区に、およそ300年前の江戸時代中期から伝わる農村歌舞伎です。お伊勢参りに出かけた江戸時代の島民が、上方から伝えたのが由来とされています。
春日神社の境内にある舞台は国の有形民ぞく文化財に、農村歌舞伎は県の無形民族文化財に指定されています。

毎年10月の第二日曜日に上演されていて、役者だけでなく浄瑠璃や衣装、化粧や当日の進行まで全て地元の人が行います。300年以上に渡って、小豆島の人々が大切に受け継いできた歌舞伎です。
小豆島へのアクセスは、香川などの各港からフェリーや高速艇を利用します。高松港から土庄港(小豆島)までフェリーで約60分。土庄港から春日神社までは、バスで約22分です。