虫送りは、江戸時代から続く農村の伝統行事。田んぼの害虫を退治し、豊作を祈願します。
夏至から11日目にあたる、半夏生(はんげしょう)の頃に行われます。
参加者は、火手(ほて)と呼ばれる竹の松明を手に、棚田の畦道を下ります。暗くなった棚田の畦道を、ゆっくりと松明の灯が下って行く様は、幻想的な美しさです。

当日どなたでも参加できますが、火手の数に限りがあるため先着順になります。
小豆島へのアクセスは、香川や愛媛の各港からフェリーや高速艇を利用します。高松港から池田港(小豆島)までは、フェリーで約60分。池田港から中山春日神社まではバスで約12分です。