広島県の歴史的な酒どころ、西条地区にある「御建神社」は、慶雲3年(706年)諸国に疫病が流行した時、素戔嗚尊(スサノオノミコト)に祈ったところ、疫病が止んだ事から、当時の人々が社を建てて祀ったのが始まりとされている神社です。大正3年11月の火災により、神殿が焼失しましたが、翌年より3年をかけて現在の社に再建されました。

御建神社では、毎年7月の上旬の2日間で「祇園まつり」が行われ、初日の宵宮では、神楽などの芸能が奉納され、2日目の本祭では神輿渡御が行われます。神輿には男神輿と姫神輿の2種類があり、姫神楽では女性の担ぎ手も毎年募集しています。