百々手祭(ももてまつり)は、矢を放ち大漁や豊漁、地域の安全などを祈願する春の神事。一カ所だけで行われる行事ではなく、讃岐地方の各地で行われています。
生里(なまり)ももて祭は、国の重要無形文化財に指定されています。

生里ももて祭は、所作や儀礼などを千年以上厳格に守り続けてきた神事。小笠原古流とされる実践型の弓射法で、腰をかがめた低い姿勢で矢を放ちます。
願掛け祈願の的である扇などを、次々に射抜いていきます。生里の百々手祭は別名「けんか百々手」とも呼ばれ、やじや歓声で賑やかなほど良いとされています。