会津若松市の南にある八葉寺は、空也上人によって康保元年(964年)に創建されたと言われている、1,000年以上の歴史を持つ由緒あるお寺です。

空也上人とは、時の天皇醍醐天皇の皇子として生まれながらも仏道を目指し、念仏踊りの祖となり、八葉寺で極楽往生されました。

空也上人を偲んで8月1日から7日は冬木沢詣りと言われる、お盆前の魂迎えの行事がなされています。その期間中の5日に行われるのが「空也念仏踊り」で、県指定文化財となっています。
基本的には9名で踊り、九品の浄土を表しているとも言われています。