中央区東日本橋にある薬研堀不動院は、川崎大師の東京別院で江戸三大不動の一つです。江戸時代は各地で正月用品を売り出す歳の市が行われ、最後に開かれるのが薬研堀不動院だったため、納めの歳の市といわれるようになりました。

この納めの市に合わせて、地元のやげん堀商店会が歳末大出庫市を開催します。衣料品関連の問屋やメーカーが多いため、正月用品だけでなく、洋服や靴、日用雑貨などさまざまなものが格安の価格で販売され、大勢の人でにぎわいます。